ジャイロキネシスは「円運動」の意味
ジャイロキネシス
これは主に椅子に座りながら、骨盤が直立した状態で行うエクササイズで、脚に負担をかけずにインナーマッスルを鍛えることを目的とし、アーチ&カール、円・らせんの動きと呼吸を合わせ、椅子で行なう気功・ヨガタイプのボディワークです。その動きは円を描くように曲線的であるのが特徴です。
ジャイロ(Gyro-)は 螺旋回転を意味する言葉、キネシス(kinesis)は運動を意味します。
ジャイロキネシシスの誕生
ジャイロキネシスは元バレエダンサーだったジュリオ・ホバス氏が 自分の怪我を治すために生み出したエクササイズです。
もともとは「ダンサーのためのヨガ」として生み出されたのですが、 数々のセレブたちが実践をしはじめたことにより急速に拡大しました。
ピラティスのお膝元ドイツでも医療機関と提携をし リハビリとしても取り入れられております。
ジャイロキネシスの効果
ジャイロキネシスの基本姿勢である椅子に座った状態で、自己流で使っていた筋肉を修正し、使うべき筋肉(特にインナー・マッスル)に気づかせて強化する肉体改造プログラムです。正しく続けることで歪んだ姿勢を強制し綺麗なカラダに変化するだけでなく様々な技能も向上します。
体幹の中心軸を整えて強化するのであらゆるダンスの上達に応用が効き、特にバランスやターンなどには効果が大きくなります。しかも脱力状態で動く方法を学ぶので、カラダがとても楽になるといいます。
ダンスだけでなく、ゴルフやスイング系の競技、水泳なども効率的な動作で、怪我をしづらい安定したからだづくりができます。
音楽家や俳優などのパフォーマー、表現者には、脳とカラダをフルに使い、神経系のトレーニングにもなるので、コンディショニングにも最適です。故障時のリハビリにもよく、より楽に自由に動く方法を学び、表現力の幅を広げるためにも効果的なプログラムです。
ジャイロキネシスのメリット
膝や足首にトラブルのある人にも椅子に座った状態で行うため幹部に負担がかからずに行える。
体幹や脚内転筋群、深層部までデリケートなトレーニングが可能で、腰痛などの痛みも改善される可能性がある。
女性の美容効果も高く、ピラティス同様、骨盤内の引き上げを重視し、さらに体幹をねじる、脚内側を使う、上腕背部を使うので、胴周りが細くなり、二の腕も引き締まります、脚の内側も引き締まり、O脚の改善につながります。
どなたでも、どの年齢層の方でも、椅子さえあれば簡単に行えます。
椅子に座るため骨盤が真っ直ぐ立った正しい姿勢で身体を動かすことができ、体の固い方、高齢の方でも無理なく行えます。
また椅子さえあれば、いつでもどこでも出来るため、自宅での空き時間などに効率よく行えます。
アスリートの方にはウォーミングアップ&クールダウンに行っていただくのが効果的です。ストレッチと筋力トレーニングを複合した全身運動ですので、しなやかで強い筋肉作りができます。
椅子に座って行うため、骨盤が立った正しい姿勢をキープしながら体を動かすことになります。またセルフマッサージを行うため、自分の肌や体の状態の変化を感じることができます。
円を描くようにゆるやかに筋肉を程よい強度で動かすことができるので、しなやかで強い筋肉を作ることができます。
また背骨、肩甲骨、骨盤、股関節や膝などの関節を、前後左右上下に曲げたり伸ばしたり反ったり、さらに円を描くように回転させたり、なめらかに動かし続けるので、関節を柔らかくし可動域を広げることにつながります。さらに体の歪みを改善してボディラインを整える、血行やリンパの流れを良くする、疲労回復、肩こりや腰痛、冷え性、むくみの改善も期待できます。
さらに動きと連動してゆったりと意識的に呼吸を行うため、リラックスして自律神経が整うため、ストレスの緩和にもつながります。
緩やかな動きのエクササイズのため、どなたでも長く続けられること利点です。
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